水圧とは? わかりやすく解説

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すい‐あつ【水圧】

読み方:すいあつ

物体自体に及ぼす圧力静止しているでは深さ比例して大きくなり、深さ10メートル増すごとに約1気圧増加する


すいあつ 水圧 hydraulic pressure, water pressure


水圧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 13:55 UTC 版)

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水圧(すいあつ)は、により生じる水自体または物体に及ぼす圧力のこと。水を伝達媒体とした圧力のことも水圧と呼ぶことが多い。

静止している水における水圧

水が静止状態にあるときに水圧、すなわち水が物体に与える圧力p は、物体と水面の間にある水の重量によるもので、測定点と水面の距離(深さ)に比例し、次のようにあらわされる:

  • ρ は、水の密度蒸留水の密度は約1000 kg/m3
  • g は、重力加速度(約9.8 m/s2
  • h は、測定点と水面の距離(深さ)

ただし上記はゲージ圧であり、地球上で大気に開放された水面をもつ水の水圧を絶対圧で表すときは、大気圧(海面で1 気圧)が加えられた値になる。また、水に人工的に力を加えることで水圧を高めることが出来る。

具体例として、水面より深度h = 1cmの深さではゲージ圧で約98Paの水圧が生じる。

運動している水における水圧

運動している水における水圧とは、水の運動エネルギーにより物体に対して与える動圧のことである。このとき水は主に力の伝達媒体として働いており、圧力を生じさせた元の力の大きさや放水量を示す単位として、『水圧』が使われることがある(例:高い水圧で水を放出する消防車)。

運動する水の水圧pdyna の大きさは速度v の2乗に比例し、次のようにあらわされる:

関連項目


水圧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:39 UTC 版)

深海」の記事における「水圧」の解説

水深深くなればなるほど大きな水圧がかかることになり、有人潜水艇などの内部気圧地上同じに保つためには、10メートルごとに1気圧ずつ増える周囲圧力抗するだけの強度求められる深海生物はすでに体内圧力周囲の水圧と同じになっており、深海中では押しつぶされることはないが、逆に短時間海上引き上げられると体内に溶け込んでいたガス膨張してしまう。

※この「水圧」の解説は、「深海」の解説の一部です。
「水圧」を含む「深海」の記事については、「深海」の概要を参照ください。

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「水圧」の例文・使い方・用例・文例

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