歴史・現建物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/29 11:48 UTC 版)
詳細な歴史は外部リンクの「気仙沼市の図書館100年の歩み」を参照 2011年 (平成23年) に発生した東日本大震災で当時の気仙沼図書館は損傷を受けた。現在の館は岡田新一設計事務所によって設計され、2018年3月に開館した。鉄筋コンクリート造の3階建で、児童センターやカフェを併設し、西側に気仙沼中学校、北側に気仙沼小学校が連続する。かつての記憶を様変わりさせないため、港から遠望できた桜の樹林越しシルエット、玄関の向き、2階へ上がる階段の見え方、書架の間から桜が見える景色などもほぼ旧館を再現した。市民・地元企業との共創が意図された什器類や、各コーナーにおける光・視環境の工夫など、多世代向けのデザイン、バリアフリー・ユニバーサルデザインが評価され、日本建築学会東北支部から第39回東北建築賞作品賞を受賞した。同館の建設にあたってインドネシアのユドヨノ前大統領による災害復興資金200万ドルが充てられ、館内の1階の児童図書エリアは「ユドヨノ友好こども館」と命名された。
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