歴代のVSRシリーズ(ハードウェア)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 01:47 UTC 版)
「バリオセキュア」の記事における「歴代のVSRシリーズ(ハードウェア)」の解説
VSR1003 初代VSRシリーズ、当初はこのVSR1003のラインナップのみであった。 唯一黒の筐体で縦長、フロントにはバリオセキュアの前身(アンビシス)の「A」のロゴがある。 イーサネットは3ポート搭載(NET,LOC,HA)、ファイアウォールスループットは100Mbps VSR2014 初の上位シリーズ 1Uラックマウントが可能な白い筐体、フロントにはシステム稼動状況のLEDを搭載、またバリオセキュアの「V」のロゴがはいる。 イーサネットは4ポート搭載(NET,LOC,DMZ,HA)、ファイアウォールスループットは100Mbps、VPNのスループットなどがVSR1003より向上している。 VSR1014/513 VSR1003の後継機種、白い筐体で据え置き型、フロントにはイーサネットのリンク/アクティビティLED搭載 イーサネットは4ポート搭載(WAN,LAN,DMZ,HA)※ VSR513は3ポート搭載、ファイアウォールスループットは100Mbps VSR2015s/3015s 初のギガビットイーサネット搭載モデル、1Uラックマウントの白い筐体でフロントにはシステム稼動状況のLEDを搭載 イーサネットは5ポート搭載(WAN,LAN,DMZ,HA,EXT)うちWAN,LAN,DMZは1000Base-T対応 VSR1014s/513s VSR1014の後継機種、基本構造は同じもののCPUの高速化かつ低電圧化に貢献、また据え置きも1Uラックマウントも可に イーサネットは4ポート搭載(WAN,LAN,DMZ,HA)※VSR513sは3ポート搭載、ファイアウォールスループットは100Mbps VPNの暗号化のハードウェアサポートを可能にしVPNスループットが向上 VSR202 初のVPN専用機、拠点間VPNを構築する際に拠点に置く機種 イーサネットは2ポート搭載(WAN,LAN)形はVSR1014s等と同様 VSR3517 初の1000Base-SX(SCコネクタ)のファイバー直集が可能な機種、ファイアウォールスループットは400Mbps超 イーサネットは7ポート搭載(2ポートは1000Base-SX、2ポートは1000Base-T、3ポートは100Base-TX) VSR3728 800Mbps超の高速スループットを誇るエンタープライズ用モデル、前面には液晶のステータス表示窓を搭載 イーサネットは8ポート搭載(WAN,LAN,DMZ,HA,EXT1,EXT2,EXT3,EXT4)全ポート1000Base-T対応 VSR1014e/513e VSR1014sの後継機種、プラットフォームを一新、メモリとCPUを高速化 イーサネットは4ポート搭載(WAN,LAN,DMZ,HA)※VSR513eは3ポート搭載、ファイアウォールスループットは100Mbps VSR202e VSR202の後継機種、イーサネットは2ポート搭載(WAN,LAN)基本構造はVSR1014e等と同様 VSR1204G/703G/523G VSR1014eの後継機種、プラットフォームを一新、メモリとCPUを高速化、ACアダプタにより電源を筐体から外出し 筐体による放熱(筐体上部がヒートシンク)を行いファンレスを実現、カラーを刷新しオレンジがベースとなる イーサネットは4ポート搭載(WAN,LAN,DMZ,HA)※VSR703G/523Gは3ポート搭載、全ポート1000Base-T対応、ファイアウォールスループットは1204Gが400Mbps、703Gが200Mbps、523Gが50Mbps VSR302G VSR202eの後継機種、イーサネットは2ポート搭載(WAN,LAN)基本構造はVSR1204G等と同様 それぞれの機器にはハードディスクは搭載されておらずNVRAMと呼ばれる記憶領域よりOSがメモリに展開され起動しNVRAMは稼動時には切り離される。 これはネットワーク機器として動作する為の高速化への対応、急な停電時への耐障害性の向上につながっている。 またWatchDogTimerを搭載している為ハードウェアが応答しなくなった際にVSRが自動的にリブートする仕組みを搭載しており高負荷時やハングアップ時に自動復旧する。
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