自動復旧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 09:11 UTC 版)
「クラッシュ (コンピュータ)」の記事における「自動復旧」の解説
クラッシュは避け得ないものとして、発生した際の被害を抑えたり、自動復旧させるための技術もある。以下はその例である。 ジャーナリングファイルシステムは、書き込み中のクラッシュによってディスク上のデータが不整合を起こすことを防ぐ。 一部のサーバプログラムは、プロセスがダウンした場合に自動的に起動しなおすスクリプトを用意している。 高可用クラスターは、本来システムを多重化して障害に備えるためのものであるが、ハードウェア障害のみならず、プロセス監視などでソフトウェアのクラッシュにも対応する。 データベースが備えるロールバック機能は、書き込み中のクラッシュでデータが破壊されることを防止する。 OSのメモリ保護機能は、あるプロセスのクラッシュが他のプロセスやOS自身に波及することを防ぐ。 Windows Vista以降に搭載されている再起動マネージャーは、同機能に対応しているアプリケーションのクラッシュ後、自動的にアプリケーションを再起動したり、編集中だったファイルの自動保存と復元をサポートしたりすることができる。
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