機動戦士ガンダム00に登場するハロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 23:15 UTC 版)
「ハロ (ガンダムシリーズ)」の記事における「機動戦士ガンダム00に登場するハロ」の解説
声 - 小笠原亜里沙(オレンジ他)、高山みなみ(赤)、入野自由(HARO)、佐藤有世(青) 私設武装組織・ソレスタルビーイングにて、宇宙世紀シリーズに登場するハロより一回り小さくバレーボールの球よりやや大きいサイズの複数体が登場。ソレスタルビーイングは必要最小限の人員で活動を行っているため、回避運動などMSのサブパイロットから専属の小型ロボットによるメンテナンス活動など、あらゆる面をこなす独立型マルチAIとして存在する。 モビルスーツやパイロットのサポート機器として使用されるという点で、『機動戦士Vガンダム』に登場したハロと性質的に近いものがある。手足のギミックが内蔵されているが、特に足のギミックに関しては他のガンダムシリーズに登場するハロと異なり、足首が付いている。 公式外伝『00I 2314』において、2196年から木星探査船「エウロパ」で太陽炉の開発に携わったスカイ・エクリプスの手で製作されたうちの1台がGNドライヴと共に地球へ送られ、それを発見したCBのメンバーがコピーしていったことが明らかになった。 登場するハロはどれも兄弟機として認識されている。代表されるハロは、ロックオン・ストラトス(初代:ニール・ディランディ / 2代目:ライル・ディランディ)の相棒として登場する黄色がかったオレンジカラーのハロで、他カラーのハロからは「オニイサマ」「オニイチャン」「アニサン」などと呼ばれる。セカンドシーズンでは赤ハロも登場し、沙慈・クロスロードのパートナー的存在となっている。その他にグリーン、ライトブルー、ピンク、パープル(トリニティの物とは別)などのカラーも存在し、オレンジハロと共に整備メカ「カレル」で整備を行うことがある。なお、劇場版ではロックオン専用MS「ガンダムサバーニャ」はオレンジハロ単独での制御がしきれなくなったため、制御用の青ハロが1体追加されている。 プトレマイオスチームとは別行動を取るトリニティのネーナ・トリニティの相方であり、80年前に発見された個体と同系色であるパープルブラックのハロ(正しくは「HARO」)は、オレンジハロから「ニイサン」と呼ばれている。ただし、当ハロはオレンジハロに関しての情報を持たないために同系機と認識せず、目つきや口が悪く、攻撃的な面がある。長らくネーナのサポートを行っていたが、セカンドシーズンでネーナがイノベイター勢力に用済みと見なされた際には、リボンズ・アルマークがHAROを通してネーナにそれを宣告しており、リボンズによって制御されている。他カラーも含めて宇宙空間を自由に動き回る能力は持っていないため、ガンダムスローネドライが大破した後は宇宙空間を浮遊するだけであったが、西暦2314年の対ELS戦終了直後にデブリの回収業者によって回収されたと設定されている。
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