横綱・横綱経験者
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第68代横綱・朝青龍には1勝15敗。琴奨菊が勝ったのは2008年3月場所の1度だけ。 第69代横綱・白鵬には、7勝56敗(不戦勝1を含む)と幕内の対戦成績で一番大きく負け越している。2008年1月場所から2011年5月場所まで19連敗していた時期もあった。最後の対戦となった2019年7月場所は白鵬を破って自身3個目の金星を獲得。なお幕内で同一力士への56敗は過去最多。 第70代横綱・日馬富士には、33勝29敗と勝ち越していた。特に2010年3月場所から2011年1月場所まで6連勝をするなど日馬富士を苦しめた。しかし、日馬富士が横綱に昇進してからはやや分が悪くなっており、7勝14敗と負け越している。前述の通り、平幕に下がった2017年9月場所は日馬富士を破って自身初の金星獲得となった。日馬富士は同年11月場所後に引退したため、これが両者の最後の対戦となった。 第71代横綱・鶴竜には、22勝30敗(不戦勝1を含む)と負け越し。鶴竜の大関時代までは16勝14敗と僅かに勝ち越していたが、鶴竜の横綱昇進後は6勝16敗と分が悪くなった。 第72代横綱・稀勢の里には、36勝30敗(不戦勝2、不戦敗1を含む)と勝ち越している。特に、初顔から稀勢の里が大関へ昇進するまで24勝11敗と大きく勝ち越し、2010年11月場所から2011年11月場所まで6連勝をするなど圧倒的に分が良かった。だが、稀勢の里の大関時代に入ると、2012年5月場所から2013年3月場所まで5連敗を喫するなど、逆に9勝18敗と分が悪くなっている。但し、稀勢の里の横綱時代では3勝1敗(不戦勝1を含む)と再び分が良くなり、最後の対戦となった2018年1月場所では、稀勢の里から初めて金星を獲得した。なお、幕内での対戦66回は歴代1位の記録である。それまでは武蔵丸-貴ノ浪戦の58回が最多だった。さらに白鵬戦の63回は同じく2位、日馬富士戦の62回は3位の記録であり、自身の絡んだ取組が幕内対戦回数記録の上位を占めている。 第73代横綱・照ノ富士には、8勝9敗とほぼ互角である。照ノ富士が大けがをする前は2勝5敗と苦手にしていたが、照ノ富士大けがをしてからは6勝4敗と勝ち越している。また2017年春場所14日目、照ノ富士に立ち合いの変化で敗れ6敗となり、大関特例復帰の夢が潰えた。なお照ノ富士が大けがから幕内に復帰した2020年7月場所8日目に対戦が組まれたが、阿炎の休場による割り返しにより復帰後の照ノ富士と対戦することはなかった。
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