楽天時代・第2期(2015 - 2016年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 14:20 UTC 版)
「ケニー・レイ」の記事における「楽天時代・第2期(2015 - 2016年)」の解説
2014年11月に、古巣・楽天の秋季キャンプに参加。第1期のチームメイトだったジム・ハウザーと共に入団テストを受験すると、2015年1月26日に、ハウザーと共に楽天へ復帰することが発表された。NPBの球団に所属する現役の外国人投手では唯一の40代で、復帰当初は、第1期と同じ背番号42を着用。しかし、オープン戦期間中の3月9日にオリックス・バファローズから入団したウィリー・モー・ペーニャが背番号42を希望したため、背番号を12に変更した。 2015年の一軍公式戦には、先発を中心に22試合へ登板。5勝7敗2ホールド・防御率3.79を記録した。開幕当初は先発投手として、シーズン初登板から4月25日の対ロッテ戦(楽天Koboスタジアム宮城)までの4試合にすべて勝利。40代以上の投手によるNPB一軍公式戦での開幕4連勝は、日本人投手を含めても、1990年の村田兆治を上回る歴代最高記録であった。6月中旬から中継ぎに転向したが、チームで同時に登録できる外国人選手数の上限(4人)との兼ね合いなどで、同月下旬からは一軍と二軍を何度も往復。8月7日の対北海道日本ハムファイターズ戦(札幌ドーム)から先発で5連敗を喫したが、シーズン終了後の11月27日に1年契約で残留することが球団から発表された。この年には、自身より年上のチームメイト・斎藤隆が現役を引退したため、上記の契約によって(日本人投手を含む)パシフィック・リーグの現役最年長投手になった。 41歳で迎えた2016年には、シーズン初の一軍マウンドになった4月21日の対オリックス戦(Koboスタ宮城)で、先発投手として3回表までにブレント・モレルに2打席連続本塁打を浴びた。しかし、3回裏の途中で降雨ノーゲームに至ったため記録が不成立。そのため、公式記録上のシーズン初登板は、5月14日の対ロッテ戦(QVCマリンフィールド)になった。一軍公式戦には、この試合を含めて4試合に登板したが、0勝2敗・防御率7.27と不振。7月29日には、球団がNPBに対して、レイのウェイバー公示を申請したことを発表した。しかし、ウェイバー公示から1週間以内にレイを獲得する球団がなかったことから、8月5日付でNPBから自由契約選手として公示された。
※この「楽天時代・第2期(2015 - 2016年)」の解説は、「ケニー・レイ」の解説の一部です。
「楽天時代・第2期(2015 - 2016年)」を含む「ケニー・レイ」の記事については、「ケニー・レイ」の概要を参照ください。
- 楽天時代・第2期のページへのリンク