業務委託企業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 08:11 UTC 版)
軽貨物運送業者宅配を中心とした小荷物の配達。原則配達のみで集荷は行わず、例外的に「配達時同時引取り」のような場合のみ集荷を行う(集荷は原則として西濃運輸の社員が行うために業務委託の対象とはなっていない。) ヤマト運輸(株)ヤマト運輸へ配達させる場合は、「協力会社へ中継」という形となり、西濃の本来の受ける側の担当支店からヤマトの担当ベース店へ輸送され、ヤマトの伝票番号を別途符番(ただし、送り状自体は西濃のもののまま張り直し等はせず、ヤマト側の伝票番号が書かれたバーコードシールが荷物に貼り付けられるのみ)した上で、受取人住所を管轄する宅急便センターが配達する。検索方法としては、西濃側は差し出し受付の時点から(ヤマトから受けた情報を元に)最後まで検索出来る形を取っているが、ヤマト側は引き受けしたベース店からの輸送情報が提示される形を取る。主に、受取人が個人宛の場合に実施される。したがって、このケースにおける再配達時間指定については、ヤマト運輸の規定のものに準じて行う形となる。宮城県ではこの方式がとられている(西濃運輸仙台支店が、ヤマト運輸宮城ベース店(仙台市泉区大沢に所在)に送付し、受取人の住所を管轄する各センターを通して配達する)。 JPエクスプレス(株)→郵便事業(株)→日本郵便(株)カンガルーチルド便は、従前はJPエクスプレスへ配達業務を委託し、クールペリカン便同様の扱いで配達されていたが、2010年7月1日以降は、旧ペリカン便(JPエクスプレス宅配便)事業を譲受した郵便事業が、チルドゆうパック扱いで配達する形に変更された(2012年10月、郵便事業が郵便局に吸収合併されたため、現行は日本郵便が担当)。 カンガルーチルド便以外でも、受取人が個人の場合は、地方により、カンガルーミニ便など、ヤマト運輸に配達させる方法同様、「協力会社へ中継」の形でゆうパックの配達方法により、日本郵便の配達員が配達する場合がある。この場合も、ゆうパックのバーコードを貼り付けて、西濃側の番号では発送から配達済みまで検索できるが、日本郵便側の番号では、受取人側の住所地を管轄する地域区分局から配達済みとなるまでの状況しか検索できない。秋田県ではこの方式がとられている(西濃運輸秋田支店が、地域区分局である秋田中央郵便局に送付し、秋田中央局から担当する各集配局を通じて配達する)。 小規模区域運送会社鹿沼梱包運輸や、東京急配などの特定地域で区域営業している中小運送業者に配達業務を委託している場合や、傭車契約をしている場合がある。
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