業務委託会社の脱税事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 05:17 UTC 版)
「国際ビジネスコミュニケーション協会」の記事における「業務委託会社の脱税事件」の解説
2009年、TOEICの業務委託先だった「国際コミュニケーションズ・スクール」(ICS、International Communications School)が2009年3月期までの数年間に1億円超の所得隠しをしていたと東京国税局より指摘された。同社は、国際ビジネスコミュニケーション協会からTOEICを企業や学校に普及させるための活動や試験実施窓口などの業務を受託していた。国税局はこれらの業務に関して不適切な経費計上があったと指摘したが、協会側は(新聞取材時には)「人的・資本的に関係なく、業務委託は今年3月末で終了した」と発言した。ただし、同社と同協会は同じビルの同じフロアにあり、同協会理事だった室伏貴之(現・理事長)は2008年までICS社の理事も務めていた。ICSはE-Communications Inc.というオンライン企業も所有していた。 2009年2月には、同協会を所管する経済産業省から「手元の資金量を示す内部留保の水準が高くなり過ぎる」との指導を受け、協会は同年9月より受験料を1割弱値下げした。
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