存続問題と民間委託
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 17:16 UTC 版)
近年は赤字経営が続いていることから、民間企業への委託を図るための計画を市として作成し、そのための補正予算案を議会に提出したが、2012年11月の松阪市議会と、12月28日の臨時市議会で、いずれも否決される。これを受け山中光茂松阪市長は「廃止の方向で協議」と表明した。 しかし直後の2013年1月に行われた市長選で、山中は再選を果たしたことから再び民間委託の方向を探ることになり、4月には他場の開催業務を受託している日本写真判定 (当時。現・株式会社JPF)とアドバイザー契約を結び、民間委託であれば今後の開催は市側が赤字とならないことを示した上で、改めて市民に対し公開プレゼンテーションを行なうための予算案を議会に諮り、可決された 。これを受け業務委託企業が応募されたが、先にアドバイザー契約を結んでいた日本写真判定1社のみであったため、そのまま日本写真判定が6月1日に応募企業として公開プレゼンテーションを行なっている。 そして業務委託に向けた補正予算案が議会に提出され、6月21日に可決された。これにより松阪競輪場は同年7月1日より日本写真判定による業務委託の下で運営されることになり、当面は存続されることになった。
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