森393号【モリ393ゴウ】(きのこ類)
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登録番号 | 第4286号 |
登録年月日 | 1995年 1月 26日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 森393号 よみ:モリ393ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 1月 28日 | |
品種登録者の名称 | 森産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 群馬県桐生市西久方町1丁目2番23号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 近藤恒男 赤石博 柿沼久雄 加藤恵子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「森468号」に出願者の保存菌株を交配して育成されたものであり,中葉,中肉の秋冬発生型不時栽培向き中高温性品種である。 菌傘の形は円形,平形,大きさは中,色は濃褐色,肉の厚さは普通,質は硬である。鱗被の付着部位は周縁,大きさは小,色は有色である。菌褶の並び方は正常,幅は狭,色は白色,密度は密である。菌柄の長さは短,色は有色,菌傘の直径と菌柄の長さとの比率は 1.5~ 2.0,太さは普通である。走り子発生までの期間は 6~ 9カ月,発生最盛期までの期間は 6~12カ月,子実体の発生温度は15~20℃,発生時期は秋冬型である。乾物率は15~20%,子実体1個当たりの平均乾重は3.0~3.5gである。 「森468号」と比較して,子実体の発生最盛期までの期間が短いこと,子実体一個当たりの平均乾重が重いこと等で,「秋山A-567号」と比較して,菌傘の色が濃褐色であること,鱗被の大きさが小さいこと等で区別性が認められる。なお,「森468号」,「秋山A-567号」,「Y707号」等との対峙培養において帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の施設(群馬県桐生市)において,昭和62年に「森468号」に出願者の保存菌株を交配し,63年からこなら原木に接種して選抜を行い,平成元年から3年に特性検定のための試作を行い,諸特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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