桔梗原用水
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疏水の概要 |
■疏水の所在 十日町市の旧中里村に位置する清津川右岸の河岸段丘(約400ha) ■所在地域の概要 日本有数の河岸段丘の1つとして数えられる新潟県信濃川の中流域に位置し、特別豪雪地帯である。平成17年4月に十日町市として新設合併した。人口は64,000人。 ■疏水の概要・特徴 当地は段丘上に位置しているため、古くから水が不足する地域であり、清津川の水を新田に運ぶため、天明5年(1785年)断崖絶壁の山腹を縫うように延長9km(開渠6km、ずい道3km)の桔梗ヶ原用水が開削されました。とくにずい道は難工事を極め、多くの犠牲者が出るなど先人達の血のにじむ努力により建設された用水です。 また、標高400mを超える原に用水を送るため、高低差170mを1,350kwポンプ2台により1.20m3/sを900mmの送水管により送水を昭和44年から運転開始、近代技術の粋を結集してかんがいを行っている。また、かんがい用水のほか、生活用水、防火用水としての利用や冬期間の克雪融雪用水として地域に欠くことのできない存在となっている。 |
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