林谷の法廷での証言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 08:33 UTC 版)
村木厚子の公判における証言は次のとおり。 第14回公判(2010年3月18日)における証言取り調べ時に作成したメモについては「関係者のプライバシーが書かれている上、わたしにとって必要がないので廃棄した」と証言した。 メモを取ったノート2冊を廃棄した理由を聞かれ「私にとって必要ないから」。 「被告人の一人である村木さんは、犯行を否認していますよね。そうすると他の関係者の取調べ内容などが必要になることもあるのでは。手元に取っておこうとは思わないのですか」と聞かれ「残す、残さないは自分の判断です」。 「証拠開示の対象になるのは知ってましたか」との問いに、「当然。残っていれば対象になりますね」。 「(あなたのメモは)対象にならないとでも?」との問いに、「はい。重要なものなら残してますよ」。 「(石井一への報告の)4分数十秒の電話交信記録がある」と言って証言を引き出した、とされる件については「通話記録があるなら教えて、と言い出した。自分は通話記録があるとは一切言っていない」とした。 2010年3月24日の第15回公判における証言取調べメモは、一定の場合には「証拠開示の対象であることは分かっていた」と証言した。弁護側は、「証拠隠滅ではないか」と詰め寄ったが、「そうは思わなかった」とかわした。また「取り調べで大声を出したことがある」とも証言した。 弁護人の「あなたは大声を上げることもあるそうですが、どのような意図で」との問いに、「被疑者が事実と違うことを言うからですよ。検察官には分かってるぞということを伝える時や、おかしい事をおかしいという場面では声を大きくしなければならないでしょう」。 弁護人からの「(被告人のひとりに)検察をなめるのか、とか一泊か二泊かして行くか、などと言ったそうですが・・・弁護人から、録音・録画の申し入れを受けてましたよね」との問いに「記憶にありません」 裁判長の「メモ開示の趣旨は理解してますか」との問いに、「はいはいはい....。でも、その趣旨に則るようなことは書いてません」
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