松橋神社とは? わかりやすく解説

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松橋神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/03 08:54 UTC 版)

松橋神社

松橋神社
所在地 熊本県宇城市松橋町松橋1218
位置 北緯32度39分10.9秒 東経130度40分29.0秒 / 北緯32.653028度 東経130.674722度 / 32.653028; 130.674722座標: 北緯32度39分10.9秒 東経130度40分29.0秒 / 北緯32.653028度 東経130.674722度 / 32.653028; 130.674722
主祭神 伊邪那美命
事解男命
速玉男命
社格 村社
創建 (伝)1049年(永承4年)
別名 松橋熊野宮
松橋権現社
例祭 夏祭り(8月1日)
例大祭(10月9日)
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松橋神社(まつばせじんじゃ)は、熊本県宇城市松橋町松橋にある神社である。松橋熊野宮(まつばせくまのぐう)、松橋権現社(まつばせごんげんしゃ)とも称する。旧社格は村社。

由緒

二つの由緒がある。一つは、1049年永承4年)、関白藤原道隆が勅を以て勧請し建立した[1]、というもの[2]

もう一つは、社家である下田家の家伝で、下田家の先祖である下田伊予守惟勝が「当地に熊野権現を勧請するように」、と夢見による託宣を賜った。そこで住民にその旨を相談したが、聞き入れられなかった。すると、この地は常闇になってしまった。驚いた住民は、熊野権現を勧請創祀した、というもの。こちらは年代不詳[3]

室町時代には、宇土城主の菊池氏名和氏などの寄進、保護を受けた。1599年慶長4年)、キリシタン大名小西行長により、社殿の焼き討を受けたので、神体を山中に避難させ、隠し祀った。その後、加藤清正の時代に当地に復興した[4]

1980年昭和55年)創建930年祭、1999年平成11年)創建950年祭が奉祝された。

祭神

境内社

例祭日

出典

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  1. ^ 林田憲義編『松橋町史』松橋町、1964、356-358頁
  2. ^ 史実としては、1049年当時の関白は藤原道隆ではなく藤原頼通である。
  3. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典43 熊本県』角川書店、1987、1010-1011頁
  4. ^ 林田憲義編『松橋町史 改訂増補版』松橋町、1979、483-485頁

参考文献

  • 下益城郡教育支会編 『下益城郡誌』 1922、(名著出版復刻、1973、臨川書店)417頁
  • 林田憲義編 『松橋事蹟考』 松橋町、1974



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