松尾駅 (千葉県)とは? わかりやすく解説

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松尾駅 (千葉県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/29 18:07 UTC 版)

松尾駅
駅舎(2024年7月)
まつお
Matsuo
成東 (5.6 km)
(4.3 km) 横芝
所在地 千葉県山武市松尾町五反田1955
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 総武本線[1]
キロ程 82.5[1] km(東京起点)
電報略号 マオ←マヲ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
[JR 1]733人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1898年明治31年)2月25日[1]
備考 業務委託駅[1]
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松尾駅(まつおえき)は、千葉県山武市松尾町五反田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線である[1]

歴史

この当たりの線路は1897年明治30年)6月1日に開通しているが、当初この駅は開設されなかった。当駅が開業したのは翌年の1898年(明治31年)2月25日である。

年表

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。ホームは嵩上げされていない。二つのホームは駅舎の横芝寄りにある跨線橋で結ばれている[1]。1番線ホームには締め切り可能な待合所がある。

線路はほぼ南西から北東に走り、駅舎はその北西側に設けられている。木造駅舎は開業当初からのもので木造平屋建て瓦葺きとなっており、大きな入母屋屋根が特徴的である[1]。駅舎内部には待合所のほか有人改札・窓口、自動券売機1台、簡易Suica改札機などが設置されている。

成田統括センター(成東駅)管理のJR東日本ステーションサービスが受託する業務委託駅である。

のりば

この駅は駅舎側のホームが2番線であり、1番線は反対側のホームにあたる。

番線 路線 方向 行先
1 総武本線 上り 成東佐倉千葉方面
2 下り 銚子方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • ホームは8両編成までに対応する[1]

利用状況

2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員733人である [JR 1]

JR東日本及び千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 1,463 [* 1]
1991年(平成03年) 1,498 [* 2]
1992年(平成04年) 1,542 [* 3]
1993年(平成05年) 1,535 [* 4]
1994年(平成06年) 1,521 [* 5]
1995年(平成07年) 1,471 [* 6]
1996年(平成08年) 1,394 [* 7]
1997年(平成09年) 1,314 [* 8]
1998年(平成10年) 1,292 [* 9]
1999年(平成11年) 1,277 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 2]1,258 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 3]1,232 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 4]1,182 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 5]1,127 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 6]1,100 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 7]1,086 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 8]1,098 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 9]1,135 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 10]1,128 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 11]1,109 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 12]1,081 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 13]1,050 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 14]1,063 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 15]1,060 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 16]1,015 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 17]1,014 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 18]1,001 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 19]979 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 20]939 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 21]895 [* 30]
2020年(令和02年) [JR 22]673
2021年(令和03年) [JR 23]762
2022年(令和04年) [JR 24]756
2023年(令和05年) [JR 1]733

駅周辺

千葉県立松尾高等学校

旧・松尾町の中心部。松尾町は2006年平成18年)、合併により山武市の一部となった。

駅前にはロータリーが整備されているほか、松尾タクシーの松尾駅構内営業所がある。

北側約300メートルに山武市役所松尾支所(旧・松尾町役場)が所在。駅周辺には山武市立松尾小学校、山武市立松尾中学校、千葉県立松尾高等学校、山武市立松尾図書館、松尾郵便局、セイミヤ松尾店、ツルハドラッグ松尾店など、各種施設が集中している。そのほか、駅周辺の主なスポットとして松尾台工業団地、松尾城址、八田金刀比羅神社などがある。

駅周辺を走る主要道路は国道126号千葉県道22号千葉八街横芝線(国道126号との松尾駅入口交差点を越え北西方面に延びている道)、千葉県道58号松尾蓮沼線千葉県道62号成田松尾線千葉県道111号松尾停車場線(駅前から松尾支所方面に延びている道)がある。

バス路線

千葉交通空港シャトルバス(2012年12月)

松尾駅

駅前ロータリー側バス停。

JR松尾駅南

駅南側に位置するシャトルバスロータリー。直線距離では50mほどだが、駅舎から南側への出口がないため遠回りとなり、徒歩8分程度かかる[4]。同じく徒歩数分かかるが、松尾IT保健福祉センター前停留所も利用可能。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
総武本線
成東駅 - 松尾駅 - 横芝駅 ※臨時快速「BOSO BICYCLE BASE」停車駅、詳細は当該記事参照。

脚注


出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 三好好三『総武線 120年の軌跡 東京・千葉を走る列車と駅のあゆみ』JTBパブリッシング、2014年3月1日、108頁。ISBN 9784533096310 
  2. ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、19頁。 
  3. ^ a b Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190503211623/https://www.jreast.co.jp/press/2008/20081218.pdf2018年7月8日閲覧 
  4. ^ 安藤昌季 (2025年1月19日). “「日本一短い鉄道」の延伸構想とは? “バス走ってます”→乗ってみた 鉄道だと便利になる?”. 乗りものニュース. p. 2. 2025年1月28日閲覧。
  5. ^ 空港シャトルバス(空港連絡バス)”. 千葉県芝山町ホームページ (2024年5月1日). 2025年1月28日閲覧。

利用状況

  1. ^ 千葉県統計年鑑 - 千葉県
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

関連項目

外部リンク




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