東部東山線とは? わかりやすく解説

豊橋市コミュニティバス東部東山線

(東部東山線 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/19 14:34 UTC 版)

コミュニティバス東部東山線(コミュニティバスとうぶひがしやません)は、豊橋市が主体となり、愛知県豊橋市東部で運行されている「地域生活」バス・タクシーのコミュニティバス2008年7月2日より実証運行が行われ、本運行開始後に「やまびこ号」の路線愛称が付けられている。

さらに、実証実験結果を受け、東部地区を含め7地区で同様の乗合路線の運行が実施されている。

概要

豊橋市東部の東山地区(豊橋市大岩町北山、飯村校区)は、二川駅から北西約1km。JR東海バス浜名線(東山口経由)が運行されていたが、2002年に廃止され、公共交通の空白地域となった。このため、地域住民が豊橋市と話し合い、アンケート調査や勉強会などを重ねた結果、実証運行が決定した。

沿革

  • 2002年(平成14年)10月1日 - JR東海バス浜名線が廃止(運行は9月30日限り)。
  • 2003年(平成15年)8月30日 - 地域住民が豊橋市にコミュニティバスの運行を陳情。
  • 2004年(平成16年)1月14日 - 豊橋市、地域住民との協議の場を設置。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - 地域住民が東山バス運営協議会を結成。
  • 2008年(平成20年)
    • 4月25日 - 豊橋市地域公共交通バス・タクシー会議において、実証運行が正式決定。
    • 6月24日 - 国土交通省中部運輸局が運行を許可。
    • 7月2日 - 実証運行開始。
  • 2009年(平成21年)4月1日 - 運行日および運行ダイヤを変更。運行経路も一部変更。
  • 2017年(平成29年)2月1日 - 運行内容変更を行う
  • 2024年 (令和6年)4月8日

- キャッシュレス決済においての乗車が可能となった。

  • 対応決済は、クレジットカード、交通系ICカード(PiTaPaは、非対応)、nanaco、WAON、ID払い、QUICPayとなっている。

実証運行の概要

実証運行開始時点

  • 実施主体 : 豊橋市地域公共交通活性化・再生協議会(会長は豊橋市長)
  • 委託事業者 : 東海交通
  • 運行経路 : ヤマナカ二川店[注釈 1] - 二川駅 - 視聴覚教育センター - 市営東山住宅 - ガーデンガーデン - 岩屋緑地北 - 東山漢方前 - セブンイレブン豊橋大岩町店 - すこやかの里 - 豊橋医療センター - ひがし循環器クリニック - しまむら飯村店 - ドミー飯村店 - パレマルシェ飯村 - 下平医院南 - 手芸トーカイ(上りは、ほびーらトウア) - 運動公園
  • 運行距離 : 約8.6km
  • 運行期間 : 2008年7月2日から2009年3月末日まで(ただし概ね2年間を予定)
  • 運行日 : 月・水・金・土曜日の週4日(12月29日から1月3日までは運休)
  • 運行ダイヤ : 8時台から16時台に概ね6往復運行。朝にセブンイレブン豊橋大岩町店→二川駅の区間便あり。
  • 停留所 : 17箇所
  • 車両 : ジャンボタクシー(定員9人)1台
  • 運賃 : 大人200円、小学生100円、乳幼児無料。回数券12枚綴り2000円。平成28年3月31

運行日・ダイヤ変更内容

  • 運行経路 : 二川フランテ館 - 二川駅 - 視聴覚教育センター - 市営東山住宅 - ガーデンガーデン - 岩屋緑地北 - 東山漢方前 - セブンイレブン豊橋大岩町店 - 高山(すこやかの里から改称) - 豊橋医療センター - ひがし循環器クリニック - すこやかの里(新設) - 飯村分館東(新設) - パレマルシェ飯村 - 下平医院南 - 手芸トーカイ(上りは、ほびーらトウア) - 運動公園
  • 運行日 : 月・火・水・木・金曜日の週5日(祝日および8月13日から8月15日12月29日から1月3日までは運休)
  • 運行ダイヤ : 8時台から16時台に概ね5往復運行。2017年2月以降の現行ダイヤでは上り(運動公園行)のみ6本運行され、5.5往復の運行となっている。

豊橋市の他の委託路線

東海交通委託

当該項参照

  • 細谷・小沢地区 乗合タクシー「愛のりくん」(利用者登録要)
  • 前芝地区 「しおかぜバス」
  • 川北地区「スマイルくん」
  • 高根・豊南地区 乗合タクシー「愛のりくん」(利用者登録要)
  • 北部地区
    • 柿の里バス」の愛称がある
      • 運行日:年末年始を除く月~金曜日の7時台 - 16時台、8/13~15及び12/29~1/3は運休
      • 運行本数:8便(上り5便、下り3便)
      • 担当事業所:豊鉄タクシー
      • 使用車輌・運賃:9人乗りジャンボタクシー使用。
      • 運賃:大人200円〜500円、小学生100〜250円、小学生未満無料、回数券(100円券)22枚綴り2000円。
      • その他 身体障害者・療育手帳を持っている方で、手帳を提示された方と付き添いの方1人半額。豊橋市福祉回数乗車券も利用可能。
      • 運行経路:石巻中山~賀茂クリニック~和田辻東~森岡~赤岩口~豊橋医療センター

脚注

注釈

  1. ^ 2017年1月31までは二川フランテ館

出典

外部リンク


東部東山線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 02:14 UTC 版)

東海交通」の記事における「東部東山線」の解説

路線バス廃止され、「交通空白地域となった二川東山地区地域住民豊橋市協働し通勤・通学通院等の交通機関として確保するため、豊橋市よりの委託を受け、2008年7月2日より「東部東山線」として運行開始した運行開始日:2008年7月2日 運行日時:年末年始を除く月~金曜日の8時台 - 16時台)8/13~15及び12/29~1/3は運休 運行本数おおむね5往復 担当営業所岩屋営業所 使用車輌運賃:9人乗りジャンボタクシー使用運賃大人200円、小学生100円小学生未満無料回数券12綴り2000円。その他 身体障害者療育手帳持っている方で、手帳提示された方と付き添いの方1人半額豊橋市福祉回数乗車券利用可能運行経路二川フランテ館 - 二川駅 - 市営東山住宅 - 豊橋医療センター - 運動公園 運行経路のうち、二川駅停留所ではJR東海道本線および豊鉄バス二川線(豊橋駅方面及びシンフォニアテクノロジー一里山方面)、豊橋医療センター停留所では豊鉄バス飯村岩崎線(豊橋駅方面及び赤岩口駅方面)、運動公園停留所では豊橋鉄道東田本線豊橋駅前方面)へそれぞれ連絡している。

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「東部東山線」を含む「東海交通」の記事については、「東海交通」の概要を参照ください。

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