東西線5000系の定期検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 02:11 UTC 版)
「千住検車区竹ノ塚分室」の記事における「東西線5000系の定期検査」の解説
本検車区においては、日比谷線車両以外に1967年(昭和42年)4月から約1年間、東西線用の5000系の定期検査(重要部・全般検査)を施工した実績がある。 東西線は1964年(昭和39年)に開業したが、東陽町延伸開業までは本格的な車両基地がなく、収容場所の不足から国鉄の三鷹電車区(現・JR東日本三鷹車両センター)の一部を借りるなどしていた。 5000系の定期検査は、既に1966年(昭和41年)2月より千住工場で実施をしており、詳しい輸送方式は千住検車区の記述を参照願いたい(竹ノ塚検車区へも同様の経路で自力回送)。 その後、1967年(昭和42年)4月から翌1968年(昭和43年)3月までの約1年間、本検車区に「東西線車両工場検修部門」を設置し、5000系車両の定期検査を実施した。重要部検査・全般検査の施工は7両編成22本(154両)を施工した。1967年(昭和43年)4月1日に東西線に深川工場が発足し、この輸送方式は解消した。 注:当時の法定検査周期は重要部検査が1年6か月または走行距離25万km以内、全般検査は3年以内と、現在よりも大幅に短かった。
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