東側の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/03 05:51 UTC 版)
東の裏社会に属する人物、および関係の深い人物。 御門竜也 表社会では有名な陶芸家だが、高名な傀儡師という裏社会の顔も持つ。人間そっくりのダミー人形を作り、それに魂を込めて自律行動させることができる。人形制作の技術は高く、特定の人物を真似て作れば、本人と人形の区別は外見からはほぼ不可能。護符呪術で式神や人間をも操る。美保殺害の依頼を受けており、はじめはその障害となりそうな小鉄の命を狙っていたが、やがて、彼女に心動かされていく。影鰐の死後、一度は辞退した東の元締に就任した。 西園寺 竜也の傀儡の師。 東の元締(御隠居) 氏名は不明。西園寺とともに竜也に後を継ぐように要請するが、竜也は辞退する。すると、神坂伸二(影鰐)を指名し、後を継がせた。これは神坂諒之がからんでいたことが後に判明する。諒之は影鰐と竜也のどちらが元締を継いても組織は早かれ遅かれ崩壊するだろうが、もし竜也に正義を貫く力があるならどうするか、と提案した。それを受けて元締が影鰐に後を継がせた結果、組織は影鰐につく者と竜也につく者に分裂したうえ、竜也側が影鰐側に勝利し、竜也が新たな元締となった。要するに影鰐を元締にすることで竜也につく者が集って決起し、影鰐につくような善からぬ者を排除し、そして竜也が自分の側についた者たちとともに立ち上がるだろうと諒之は踏んだわけである。元締引退後は「御隠居」と呼ばれ、それまで住んでいた屋敷を手放し、町中に移り住んで趣味の盆栽を楽しんでいる。 宮内 竜也の次期元締就任を押す人物。安斎とははじめ敵対していたが、影鰐が元締になると敵対を止め、十六夜を側女に差し出した。西園寺を襲撃したが、返り討ちにあった。 十六夜 宮内が孫のようにかわいがっていた娘。影鰐が元締になったときに、側女として、宮内の意志だけでなく自ら進んで影鰐の元に行った。そして、眞之と竜也に側につくことによって得られた影鰐の内情を告げた。 眞之 宮内の知り合いの家で十六夜と兄妹のように育った青年。いつしか十六夜を好きになっていた。 安斎 竜也が次期元締になるのを快く思わない人物。一派の人物を使い竜也の命を狙った。影鰐の就任後に、一人娘のカリンを差し出した。 千酔 影鰐就任後、竜也側についた人物。竜也たちの影鰐襲撃の際に尽力した。 ゴトウ 武闘派の人物。影鰐の方についた。 浅右門 小鉄と同等以上の剣の使い手と言われる。影鰐側に立ち、小鉄と対戦したが敗れた。京八流、あざみのことを知っているようだが、彼女が未だ健在であることは知らなかった。
※この「東側の人物」の解説は、「小鉄の大冒険」の解説の一部です。
「東側の人物」を含む「小鉄の大冒険」の記事については、「小鉄の大冒険」の概要を参照ください。
- 東側の人物のページへのリンク