東京市第二の図書館として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 18:58 UTC 版)
「江東区立図書館」の記事における「東京市第二の図書館として」の解説
江東区立深川図書館は1909年(明治42年)に当時の深川区に開設された東京市立深川図書館を前身とする。東京市立図書館として日比谷図書館に続く第二の図書館の建設地として深川区が選定されたのには以下の理由があった。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}1907年(明治40年)10月に、深川区長が東京市に対して図書館建設費として千円の寄付を実施した。深川区の教育会において、区独自の費用を投下してでも建設したいという強い意見があった。[要出典] もともと隅田川東部の一帯は文化施設に乏しく、深川区の市民からの図書館開設が要望されており、寄付金も既に納められていたこと、また不忍池畔にあった東京勧業博覧会の瓦斯館の建物を移築転用することの了解が所有者である東京瓦斯会社からも得られたことから、市では予算12,500円を計上して建設が進められることになった。建設地は、深川公園南西部(現在も公園地)とされた。 1908年12月23日には、名称を東京市立深川図書館に決定し、その後文部大臣より認可を受けて建設が始まり、1909年(明治42年)9月27日に開館式を実施した。開館式には関係大臣らが参列するなど盛大な式典となった。
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