東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 (映画)とは? わかりやすく解説

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東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/03 22:16 UTC 版)

東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 > 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 (映画)
東京タワー
〜オカンとボクと、時々、オトン〜
Tokyo Tower: Mom and Me and Sometimes Dad
監督 松岡錠司
脚本 松尾スズキ
原作 リリー・フランキー
出演者 オダギリジョー
樹木希林
内田也哉子
小林薫
松たか子
音楽 上田禎
主題歌 福山雅治
東京にもあったんだ
撮影 笠松則通
編集 普嶋信一
製作会社 「東京タワー o.b.t.o」製作委員会
配給 松竹
公開 2007年4月14日
上映時間 142分
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 18.8億円[1]
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東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』(とうきょうタワー オカンとボクと、ときどき、オトン)は、リリー・フランキー同名小説を原作とした日本映画である。2007年4月14日松竹配給で公開された。オダギリジョー主演。第31回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品。

ゲストとして小泉今日子六角精児宮崎あおい仲村トオル柄本明塩見三省などがカメオ出演していることでも話題となった。

あらすじ

1960年代。3歳のボクは、真夜中に帰ってきた酔っ払いのオトンにいきなり焼き鳥の串を食べさせられる。オトンに手を焼いたオカンはボクを筑豊の実家に連れ帰り、妹の“ブーブーおばさん”の小料理屋を手伝いながら、女手一つでボクを育て始めるのだった。

やがてボクは上京し、社会人としてそれなりに成功するのだった。

キャスト

スタッフ


受賞記録

日本アカデミー賞受賞を巡る出来レース騒動

その年、多くの賞レースで賞を総なめにしていた『それでもボクはやってない』に全く票が入らず、日本アカデミー賞主催の日本テレビが出資した本作が賞をほぼ独占するという不自然な結果だった。この結果に、国内映画関係者・映画ファンから、審査員による不正な票操作が行われたのではないかという意見が挙がった。最優秀主演女優賞を受賞した樹木希林も受賞時のインタビューで「これは組織票だ、この結果はおかしい」と審査結果を痛烈に批判し、作品賞や監督賞をはじめほとんどの受賞は不当だと話して、会場は騒然となる。後日、樹木希林は雑誌インタビューでも「あの結果は私も納得していない」と語った[3]

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脚注

出典

  1. ^ 2007年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟. 2024年7月3日閲覧。
  2. ^ 2008年(第31回)日本アカデミー賞 主な優秀賞”. ORICON NEWS. oricon ME (2008年2月15日). 2025年7月3日閲覧。
  3. ^ “「東京タワー」が5冠? 日本アカデミーの仕組み”. zakzak:夕刊フジ公式サイト. 産経デジタル. 2008年2月19日. 2010年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2010年9月8日閲覧.

関連項目

外部リンク




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