李氏朝鮮における六曹とは? わかりやすく解説

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李氏朝鮮における六曹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 03:55 UTC 版)

「曹」の記事における「李氏朝鮮における六曹」の解説

六曹すべてにその権能応じた司法権付帯する長官は判書と呼ばれる。以下参判、参議、正郎、佐郎と続く。 吏曹 - 官制人事担当科挙合格者のうちから最も優秀な人物選抜し、その合格者からの中央あるいは地方官職への任命人事管理罷免などの任務を負う。ただし八道知事のような要職高官任免閣議経て国王決定する戸曹 - 財政担当貨幣鋳造のほか、人口調査や、道あるいは郡県ごとの租税貢納割り当て出納監督帳簿点検不当徴税禁止凶作時に対す備蓄などの対策に関する任務を負う。 礼曹 - 王室業務儀礼担当科挙施行する他、王室業務ならびに国家祭祀に関する業務全般公的な場における礼儀作法監督儒教民衆への教化などに関する任務を負う。 兵曹 - 軍事担当武官選任徴兵軍需品調達管理王宮警護儀仗歩哨などの任務を負う。 刑曹 - 刑事担当刑法遵守裁判所機能監督などに関する任務を負う。 工曹 - 公共事業その他の社会事業担当宮廷公共建造物交通路等の普請維持管理商工業一般担当する任務を負う。

※この「李氏朝鮮における六曹」の解説は、「曹」の解説の一部です。
「李氏朝鮮における六曹」を含む「曹」の記事については、「曹」の概要を参照ください。

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