朴学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 07:13 UTC 版)
パク・ハク(1914-1982) 平壌出身。大学中退後、劇団や映画会社で俳優生活を始め、日本に渡り、島津保次郎監修・安哲永監督の『漁火』(1938)、『旧恋』などに出演し、独立後も韓国で『かもめ』(1948)などに出演していた。越北し『我が故郷』(1948)に巡査役で出演。その後『再び前線へ』(1952)、『偵察兵』(1953)、『飛行機狩り』(1953)、『二度とあのようには生きられない』(1956)、『海が呼んでいる』 (1956)、『峻嶺を越えて』(1959)、『豆満江』(1959)に出演。1954年に功勲俳優となる。演劇『偉大な力』に支配人役で出演。朝鮮芸術映画撮影所で監督となり、1970年より白頭山創作団に配属。『分界線の村で』(1961)で監督デビューし人民賞を受ける。以後の監督作に『赤い煽動員』(1962)、『禿盧江畔に咲く花』(1964)、『ある分隊長の物語』(1965)、『村人たちの中に』(1968)、『我々には祖国がある』、『金剛山の乙女』(1969)、『われら幸せ歌う』(1970)、『花を売る乙女』(1972)『金姫と銀姫の運命』(1974)、『世に燃えあがる炎』(1977)、『初めての武装隊伍にあった物語』(1978)、『未来を咲かす愛』 (1982)がある。金日成賞桂冠人、労力英雄、人民俳優。墓地は愛国烈士陵。
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