本線運河にある船舶昇降施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 14:36 UTC 版)
「ミッテルラント運河」の記事における「本線運河にある船舶昇降施設」の解説
アンダーテン閘門(並列立坑式閘門) 密閉式節水装置を備えた2個の同じ設計の閘門室を備える。キロ程は174.2 km地点で、1919年から1928年にかけて建設された。有効長214メートル、幅12メートル、空頭高5.9メートル、喫水2.8メートル、揚程14.7メートルである。閘門操作要員が東閘門の上に架かる橋にある遠隔操作室に配置されている。閘門の上に架かる道路の橋から双方の閘室の中を眺めることができる。 ジュールフェルト閘門(並列閘門) 北閘門は、開放式節水装置を備えた立坑式閘門で、キロ程は236.9 km地点にあり、1934年から1937年にかけて建設された。有効長224メートル、幅12メートル、空頭高4メートル、喫水2.2メートル、揚程9メートルである。南閘門は新しい閘門で、開放式節水装置を備えた閘門である。2004年から2008年にかけて建設された。有効長225メートル、幅12.5メートル、空頭高5.25メートル、喫水2.8メートルである。南閘門の管理室に操作要員が配置されている。ジュールフェルト閘門は当初は同じ設計の閘門2個で建設された。南閘門は2004年に取り壊され、より大きな寸法の新しい閘門が建設された。訪問者用の駐車場があり、北閘門の低い側に観覧可能な場所がある。 ホーエンヴァルテ閘門 3個の開放式節水装置を備えた2個の同じ設計の閘門がある。キロ程は325.1 km地点で、1998年から2003年にかけて建設された。有効長190メートル、幅12.5メートル、空頭高5.25メートル、喫水2.8メートル、揚程18.55 - 19.05メートルである。未完成に終わったホーエンヴァルテボートリフトの代替である。操作要員が現地に配置されている。訪問者用の駐車場があり、上流側に訪問できる場所があり、また橋がある。情報表示板もある。
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