本多勝一の主張と片岡正巳の反論とは? わかりやすく解説

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本多勝一の主張と片岡正巳の反論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 03:07 UTC 版)

朝日新聞珊瑚記事捏造事件」の記事における「本多勝一の主張と片岡正巳の反論」の解説

本多勝一は、『朝日ジャーナル1989年平成元年6月4日号の連載エッセイ貧困な精神」で、「サンゴ落書き捏造事件考える」と題し次のように主張した今回事件に対する反応なかには見当がいがいくつかあるのですが、〈略〉これを報道写真家なり新聞社なりの全体おしひろげて非難した反省したりする傾向です。『だからカメラマンは』とか、『だから朝日新聞連中は』と一般化し論ずやりかた。これは〈略〉何のみのりももたらさぬばかりか、問題の本質はぐらかすことになります。 〈中略〉 たとえば『サンデー毎日六月四日号の記事「なぜ『朝日』に『ねつ造記者』が出るのか!?」は、「朝日新聞問題に詳しい評論家片岡正巳氏」(私は全く知らない人物だが)の発言として「朝日常習犯ですよ」と書いています。ねつ造や《でっちあげ》については、日本中でも特別に朝日新聞社が「常習犯なのですか。『サンデー毎日』の会社としての毎日新聞社いかがですか当の片岡氏がつづいて挙げている事例は、捏造とは何の関係もありません。これでも「評論家」がつとまるのでしょうか。もし《でっちあげ》「常習犯」のマスメディアの代表をあげるならば、それは第一に株式会社文藝春秋ではありませんか。 — 「貧困な精神1989年平成元年6月4日号「サンゴ落書き捏造事件考える」(太字原文通り、《》は原文では傍点) 「片岡氏が挙げている事例」とは、以下の8点である。 伊藤律会見報道事件 朝霞自衛官殺害事件 最高裁判所裁判官会議での不正確記事最高裁陳謝 朝日新聞東京本社下水道垂れ流していた六価クロムに関する報道不当朝日記者警視庁富坂警察署署長への暴行事件 朝日記者建設業界トップ会談場に盗聴器設置した事件 支那事変渡河する帝国陸軍煙幕毒ガス使用証拠写真だとして掲載した事件 支那事変での匪賊生首写真南京大虐殺証拠写真とした事件 本多主張対し片岡は、「いったい誰が本田カメラマンサンゴを傷つけてまでのでっちあげ写真を、写真家全体一般化しているというのか」、と本多問題すり替えをしていると指摘した上で、「捏造事例ではなく、「サンゴ損傷捏造写真事件のような事態惹起する驕り体質朝日にある」として上記の例を挙げた反論した唐突に文藝春秋批判槍玉に挙げていることについて、片岡は「支離滅裂傲慢さ」と批判している。

※この「本多勝一の主張と片岡正巳の反論」の解説は、「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」の解説の一部です。
「本多勝一の主張と片岡正巳の反論」を含む「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」の記事については、「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」の概要を参照ください。

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