本体の型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 13:43 UTC 版)
床移動型 (キャニスター型) 本体が横に長い掃除機を、ホースを引っ張って移動させる形式で、丈の低い家具が多い和室の掃除に適している。背が低いため、押入などへの収納が便利であるなど、日本の家庭用として最も人気がある。 円筒床移動型(キャニスター型) 縦の円筒形をした本体を、ホースを引っ張って移動させる形式で、日本の業務用に多く見られる。 縦型(アップライト型) 縦に長い本体の底面に床用吸込口があり、本体の上部に付いたハンドルで操作する一体形で、立てたまま収納する。北米に多い。(JIS のほうき形に相当する) ほうき型(スティック型) 縦型の軽量なものを指す。 片手持運び型(ハンディー型) 片手での持ち運びや使用が可能な小型の形式。充電式(コードレス)のものが多く見られる。 肩掛け型(ショルダー型) 肩掛けで使用できる。建物内・高所の使用に適する。 背負い型(リュックサック型・ヒップバック型) 航空機、鉄道車両(旅客車)、バスなどの乗り物で用いられる。 屋外排気型(セントラルクリーナー型) 屋外に集塵装置を設置し、そこから各部屋に配管工事した穴にホースを差し込んで吸引する方式。排気によって部屋が汚れないメリットがあるが、装置と工事費が割高なことと、長いホースを持ち運ぶのがやや面倒。 箱型自走式 スイーパーとも呼ばれ、人間が押して歩くものと、乗って操縦する自走式のものとがある。自走式は電動機や内燃機関を原動機とし、集塵・清掃と走行をその動力で行う。乾式のほか、洗剤や水を用いる湿式があり、大規模建築物や屋外などで使用される。 ロボット型 自走式をロボット化したもので、自立的に掃除を行う。多くは業務用であったが、2000年代に入り家庭用のものが市販されるようになった。
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