本体の故障
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 00:24 UTC 版)
「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」の記事における「本体の故障」の解説
任天堂のゲーム機は、湾岸戦争の爆撃にも耐えたゲームボーイや、エベレスト山頂でも壊れないニンテンドーDSなど、故障に非常に強く頑丈だと評価されているが、ディスクシステムに関しては経年とともにほとんどの機体がディスクを読み込めなくなっている。これは、ディスクドライブ内のウレタン製平ベルトの劣化により溶解・硬化し、千切れたり伸びたりすることが原因である。2007年10月までは平ベルト交換を中心に任天堂が修理に応じていた。中には任天堂純正の平ベルト(税別200円)を取り寄せて自ら修理するユーザーもいた。 現在は任天堂による修理サービスが終了しており、平ベルトも在庫切れとなっている。しかし公式サポート終了後も熱心なユーザーは自力での修理を試み、インターネット上ではそうした試行錯誤の成果が多くのサイトで公開されている。ディスクシステム自体の構造が複雑なため簡単とは言えないが、こうしたサイトを参考に、代替となる平ベルトを用いて個人で修理することは可能である。ツインファミコンもディスクシステムと同時期に平ベルトが傷み、修理するための分解作業もディスクシステムよりも更に複雑である。
※この「本体の故障」の解説は、「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」の解説の一部です。
「本体の故障」を含む「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」の記事については、「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」の概要を参照ください。
- 本体の故障のページへのリンク