朝鮮勤務とは? わかりやすく解説

朝鮮勤務

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 08:18 UTC 版)

志賀潔」の記事における「朝鮮勤務」の解説

1920年大正9年)、慶應義塾大学医学部教授就任したが、同年秋に朝鮮総督府医院長・京城医学専門学校長に転じた1924年大正13年)に国際赤痢血清委員会出席のためヨーロッパ渡航した際に、アルベール・カルメットAlbert Calmette)からBCGワクチンTokyo 172)を直接分与されて日本持ち帰った1926年大正15年)、新たに創立され京城帝国大学現在のソウル大学校)の医学部長に就任、さらに1929年昭和4年)には同大総長となった大学総長就任後1930年開学記念講演の「らいの歴史らい病研究」が、らい学会医学部一部教授たちから非難されたことが、任期を満たさずに辞任したことのきっかけとなった。この講演で、志賀は「らい患者には去勢施せ而して夫婦生活許せ」「らい者救済第一去勢であって、らいの撲滅には最効果あり」という「平素の持論」を力説した藤野豊去勢断種取り違え原因ろうとしている。

※この「朝鮮勤務」の解説は、「志賀潔」の解説の一部です。
「朝鮮勤務」を含む「志賀潔」の記事については、「志賀潔」の概要を参照ください。

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