朝鮮勅選議員・台湾勅選議員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 23:45 UTC 版)
「貴族院 (日本)」の記事における「朝鮮勅選議員・台湾勅選議員」の解説
外地の朝鮮または台湾に在住する満30歳以上の男子にして名望ある者より特に勅任した。定員は10人以内。 1945年(昭和20年)4月に創設されたが、戦争末期のためほとんど機能しなかった。翌1946年(昭和21年)5月16日に召集された第90回帝国議会(臨時会)が6月20日に開会され、名簿上は9人の外地議員(朝鮮人議員6人・台湾人議員3人)が確認されている。6月25日に政府が朝鮮・台湾からの勅任議員に関する規定を削除する貴族院令改正勅令案を貴族院に提出し、6月29日に本会議で勅令案は可決され、7月9日の本会議で9人の外地議員の資格が7月4日付けで消滅したことが議長から報告された。 朝鮮選出議員宋鍾憲(朝鮮語版)(野田鍾憲/伯爵) 李埼鎔(朝鮮語版)(子爵) 尹致昊(伊東致昊) 金明濬(朝鮮語版)(金田明) 韓相龍 朴相駿(朴澤相駿) 朴重陽(朴忠重陽) 台湾選出議員許丙(中国語版) 簡朗山(中国語版)(緑野竹二郎) 林献堂
※この「朝鮮勅選議員・台湾勅選議員」の解説は、「貴族院 (日本)」の解説の一部です。
「朝鮮勅選議員・台湾勅選議員」を含む「貴族院 (日本)」の記事については、「貴族院 (日本)」の概要を参照ください。
- 朝鮮勅選議員・台湾勅選議員のページへのリンク