宋鍾憲

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宋鍾憲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/13 22:54 UTC 版)

宋 鍾憲（そう しょうけん、朝鮮語: 송종헌、1876年10月 - 1949年5月21日^[1][2]）は、朝鮮貴族（伯爵）、日本統治時代の朝鮮の政治家、実業家。貴族院朝鮮・台湾勅選議員。位階は従三位。日本名は野田 鍾憲（のだ しょうけん）^[3]。本貫は恩津宋氏^[4]。

生涯

一進会の領導者の1人、宋秉畯の息子として生まれた^[5]。1921年8月に父と共に朝鮮小作人相助会を設立した^[4]。父の死後は伯爵を襲爵し、朝鮮総督府中枢院参議を務めたほか、朝鮮農業株式会社を設立した^[2]。1945年4月からは貴族院朝鮮・台湾勅選議員を務めた^[3]。1949年3月14日に反民法違反の疑いで、反民特委によりソウル市桂洞の自宅で逮捕された^[2][5]。西大門刑務所に収監された後、同年に脳出血で死亡した^[2]。

死後の評価

2002年に韓国国会民族正気の会が発表した親日反民族行為者708人名簿に収録される^[6]。また、親日反民族行為者にも認定された^[7]。

脚注

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1. ^ 衆議院, 参議院 編『議会制度百年史. 貴族院・参議院議員名鑑』平成2年11月、230頁。 
2. ^ ^{a b c d} “그들에게 광복은 파멸이었다” (朝鮮語). 시사저널 (1997年9月4日). 2022年6月22日閲覧。
3. ^ ^{a b} 衆議院, 参議院: “議会制度七十年史. 第1”. 国立国会図書館デジタルコレクション. p. 222 (1960年12月). 2022年6月22日閲覧。
4. ^ ^{a b} “송병준(宋秉畯)”. 韓国民族文化大百科事典. 2022年6月22日閲覧。
5. ^ ^{a b} “宋秉畯(송병준)의 아들 宋鍾憲(송종헌)도 被逮(피체)” (朝鮮語). 부산일보 (1949年3月15日). 2022年6月22日閲覧。
6. ^ “국회민족정기모임 발표 친일파 708명 명단(한자이름)”. ハンギョレ (2002年2月28日). 2022年6月22日閲覧。
7. ^ “06년 12월6일 이완용 등 친일반민족행위자 106명 명단 확정 공개” (朝鮮語). 한국일보 (2021年12月6日). 2022年7月25日閲覧。

野田鍾憲に関するカテゴリ:

• 貴族院朝鮮勅選議員
• 昭和時代の貴族院議員

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宋鍾憲（朝鮮語版）

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「朝鮮貴族」の記事における「宋鍾憲（朝鮮語版）」の解説

宋秉畯の相続人。1925年襲爵。貴族院朝鮮勅選議員。