望ましい構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 01:11 UTC 版)
2014年8月8日に国土交通省が、道路管理者がラウンドアバウトを計画・設計するに当たっての、当面の適用条件と留意事項について通達を出した。その概要は次の通り。 1)適用条件 交通量 交通量は総流入交通量10,000台/日台未満。 総流入交通量が10,000台/日以上の場合、各流出入部において、時間当たりの流入部交通容量とピーク時間当たりの流入交通量を踏まえ可否を確認。 幾何構造 外径は、設計車両の種類、隣接して接続する道路の交差角度、及び分離島の有無を踏まえ、車両の通行軌跡を考慮し設定。中央島は、乗り上げを前提としない。 2)留意事項 交通量 横断歩行者・自転車が多い場合、交通確保に留意。 幾何構造 形状は正円若しくは正円に近い形状が望ましい。 環道については、停車帯を設置しない。 分離島は設置することが望ましい。 中央島は通行する車両の見通しを十分に確保できる構造とする。 流出入部は安全かつ円滑に流出入できる構造とする。 幅員は走行性や安全性を踏まえるものとする。 環道とエプロンは利用者が認知できるよう区分する。 交通安全施設 照明は必要に応じ設置することが望ましい。 中央島に反射板等を設置することが望ましい。 案内標識「方面及び距離(105のC)」、「方面及び方向の予告(108のA)」、「方面及び方向(108の2-A)」及び警戒標識「ロータリーあり(201の2)」を、必要に応じ、設置することが望ましい。 区画線「車道外側線(103)」及び「導流帯(107)」を、必要に応じ設置することが望ましい。
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