有名な流星群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 17:01 UTC 版)
まず、「三大流星群」の名称が日本では国立天文台の予報などにも使われていて、しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群である。 しぶんぎ座流星群は1月4日ごろに出現の極大を迎える。星座としてのしぶんぎ座は1928年に廃止されており、現在の星座名で「りゅう座流星群」とも呼ばれるが、国際天文学連合は「しぶんぎ座流星群」を正式名称としている。母天体はヘール・ボップ彗星や小惑星2003 EH1(英語版)などが挙げられている。 ペルセウス座流星群は8月13日ごろに極大を迎え、母天体はスイフト・タットル彗星である。 ふたご座流星群は12月20日ごろ極大を迎え、母天体は小惑星・ファエトン (小惑星)と考えられている。 この他にも、大小様々な流星群がある。三大流星群以外には、 とも座π流星群(極大日:4月、母天体:グリグ・シェレルップ彗星、2003年に観測が最後) みずがめ座η流星群(5月、ハレー彗星) はくちょう座κ流星群(8月、不明) ジャコビニ流星群(公式名:10月りゅう座流星群、10月、ジャコビニ・ツィナー彗星) オリオン座流星群(10月、3000年前のハレー彗星) しし座流星群(11月、テンペル・タットル彗星) こぐま座流星群(12月、タットル彗星) などがある。突発性の流星群には ほうおう座流星群(1956年12月、ブランペイン彗星) などがある。
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