有名な当世具足とは? わかりやすく解説

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有名な当世具足

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 21:36 UTC 版)

当世具足」の記事における「有名な当世具足」の解説

黒漆塗五具足くろうるしぬり ごまいどう ぐそく) - 伊達政宗所用仙台市博物館ユニフォーム化を図った仙台藩代表する具足で、足軽に至るまで同一形式具足統一されている。兜の前立左右非対称三日月になっているのが特徴だが、デザインセンスのみならず、刀を振る時に邪魔にならないように右側小さくするという実用上の意味合いもある。代々仙台藩主も、同じ形式具足所用している。 南蛮胴具足なんばんどう ぐそく) - 徳川家康所用日光東照宮ウィリアム・アダムス漂着した事で知られるリーフデ号積載され海兵用のプレートアーマー回収し当世具足形式したもの家康だけでなく、主要な家臣にも分与されている。 伊予札黒糸威胴丸具足いよざね くろいとおどし どうまる ぐそく) - 徳川家康所用久能山東照宮。 金溜塗二枚具足 (きんためぬり にまいどう ぐそく) - 徳川家康所用久能山東照宮金箔と漆で仕上げてあり色彩は派手であるが、付加的な装飾一切無く意匠は単純である。家康初陣の際(今川義元人質として辛酸舐めていた当時)に着用したと伝わる。 畦目桶側胴具足 (うなめとじ おけがわどう ぐそく) - 細川忠興所用永青文庫金小札白絲素懸威胴丸具足 (きんこざね しろいとすがけおどし どうまる ぐそく) - 前田利家所用前田育徳会片肌脱具足かたはだぬぎどう ぐそく) - 伝加藤清正所用東京国立博物館肌色塗った当世具足の上に、胴丸模して色糸貼付けており、あたかも胴丸半脱ぎにしたような意匠になっている朱漆桶側胴具足しゅうるしぬり おけがわどう ぐそく) - 井伊直政所用彦根城博物館井伊直政は、配下の兵まで全て朱塗り具足統一し、「井伊の赤備え」として知られる黒絲威二枚胴具足くろいとおどし にまいどう ぐそく) - 本多忠勝所用個人。 金小札浅葱威二枚具足 (きんこざね あさぎおどし にまいどう ぐそく) - 直江兼続所用上杉神社。 兜の前立が、「愛」の文字になっている事で知られる

※この「有名な当世具足」の解説は、「当世具足」の解説の一部です。
「有名な当世具足」を含む「当世具足」の記事については、「当世具足」の概要を参照ください。

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