曼聖羅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 09:12 UTC 版)
異聖メディア(メディ) 声 - 中西妙子 / 冬馬由美(メディ) 世界を統べる聖神と対をなす異聖神。別次元に曼聖羅という水と蓮の世界を創造した。かつて源層界を追放された悲劇の女王。 本来は非常に優しい性格で、配下を大事にするばかりではなく聖魔大戦で肉体を失っていたアリババ神帝をも再生して重用する慈愛と度量を持つ。反面、その性格が災いして思いつめやすい面があり、判断ミスを誘発することもある。 かつて源層界の聖水界を管理しており、超聖神との間にオリン姫をもうける。しかし、そのゆりかごである蓮のつぼみを守るために聖水を遮断し、命の実を聖火山の噴火による危機にさらしてしまい、超聖神の怒りを買い、源層界を追放されてしまう。 追放に絶望し、それが聖神ナディアの差し金だと思いこみ、ナディアと「次界」に尋常ならぬ恨みと恐れを持ち続けている。やがて次界の聖火光の揺らめきを見て、その光と熱でナディアが曼聖羅を滅ぼそうとしていると考え、次界に向けて大洪水を放った。後に娘のオリンらの尽力で真実(聖火光の揺らめきはナディアへの憎しみから屈折して見えたものであり、また、極寒の地であった曼聖羅創設の地を温暖な気候に変えて用意していたのはナディアだった)を知り、和解。曼聖羅編の最後でブラックゼウスと直接対決、何とか退けるものの深手を負い「聖ランド」で静養していた。 物語の最終盤に再登場し、マルコやオリンのために力を貸す。
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