普遍的原理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/30 10:19 UTC 版)
いかに優れた2次元マトリックスコードでも、下記の原理・定理が適合され、それは普遍性を持つことになる。 コードの形状において、一個一個のデータセルは選択された印刷方法での最小印字/表示単位より小さく出来ない。それが、そのコードの持つデータ密度の限界である。原理的には、データセルも全体の形状も正方形のものが最も効率的であるが、要は、読み取れる範囲で何個の最小印字/表示単位でデータセルを出来るだけ多く構成し、そのデータセルをX, Y方向にいくつ並べるかである。この配置がより効率的で論理的に画像処理場で優れているかが、効率の良い2次元コードであるかどうかの判定基準と言える。 データを表すデータセルの数とそれ以外のデータセルの数の比率が、そのコードの密度効率であり、唯一コード側が特記すべき特徴である。CPコードは基本的には、X. Yの基線一列ずつとタイミングマーク各一列、そして非対称性を持つ形状で、原理として数学的にそれ以上小さい奇数は無い3個(黒2、白1)という個数のコーナーマークの分のロスだけである。(データセルの形状は殆ど密度に関係ない) 正確に読み取れることは最も重要な技術であるが、それには単純にデータセルを白黒判定するものではない。全てのデータセルの重心点の位置演算方法、ニューロファジーやエラー自動訂正技術など、いわゆる優れた画像処理技術も読み取りソフトに組み込んであるかどうかである。
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