晨星2型(しんせいにがた)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 18:45 UTC 版)
「ラーゼフォン」の記事における「晨星2型(しんせいにがた)」の解説
TERRAが保有する最新鋭戦闘機。なお「しんせい」は俗称であり、正式には「チェンシン」と呼ぶ。ステルスボディと3次元ベクタードノズルを備え、圧倒的な性能を誇る。TDDUを装着すれば絶対障壁の突破も可能であり、実際オーバーロード作戦にもエルフィ・ハディヤット中尉の機体が投入され唯一帰還を果たした機体ともなっている。本機体は名前の通り中国軍が開発したものであったが、ロシアから購入したSu-47用の飛行制御プログラムを用いている。しかしそのプログラムはモンキーモデルであったため開発は難航。そのままロシアに売却され、そこでプログラムの入れ替えが行われ本来の性能が発揮できるようになったという設定がある。操縦席を機体中央に備えた1型と従来通り操縦席を機首に備え、透明キャノピーを採用した2型が存在した。だがI型の操縦席は操縦性が劣悪だったため晨星の仕様は2型に統一。また操縦席をピンポイントで狙撃する新型ミサイルへの対抗措置として結果的に不透過の防御型キャノピーを装備する事となった。そしてTERRA仕様のものはさらにエンジンをロールスロイス製に換装するなど細部に改修を加えほぼ別物となっている。劇中では主にα小隊が使用していたがドーレム相手にはまったく歯が立たず、ヴァーミリオン配備と同時に使われなくなった。だが第25楽章においてヴァーミリオンを破壊されたハディヤット中尉が使用しTDDUによる攻撃を仕掛け、オブリガート以外の全ドーレムを殲滅する大戦果を挙げるが、直後に真聖ラーゼフォンの放ったエネルギー波によって中尉と共に最期をとげた。全長28m。
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