時系列表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 04:28 UTC 版)
5月27日23時55分頃 - ウルサン・パイオニアが白虎の左舷後方へ衝突。来島海峡海上交通センター(来島マーチス)から第六管区海上保安本部(広島市)へ通報。 5月28日0時15分頃 - 白虎が転覆。 5月28日0時30分頃 - 駆け付けた巡視艇が白虎の乗組員5名を救助。その後、4名が近くを航行していた誠洋汽船(愛媛県今治市菊間町種)のコンテナ船「汽船たかとり」の乗組員によって救助されたが、船長A、一等機関士B、二等機関士Cの3名が行方不明。 5月28日2時45分 - 白虎が沈没。 5月28日7時02分 - 第六管区海上保安部からの要請により海上自衛隊第2潜水隊群所属の潜水艦救難艦「ちよだ」が横須賀港を出港して現場海域へ向かう。 5月28日9時44分 - 海上自衛隊第111航空隊(岩国)のMCH-101 1機が現場海域の捜索を実施。 5月28日11時44分 - 海上自衛隊第42掃海隊「つのしま」(阪神)及び第3掃海隊「みやじま」(呉)が海上捜索を実施。 5月29日日中 - 掃海艇「つのしま」及び「みやじま」、海上自衛隊第24航空隊(小松島)のSH-60J 1機により捜索活動を実施。また、海上自衛隊第3掃海隊の掃海母艦「ぶんご」及び第2潜水隊群(横須賀)の潜水艦救難艦「ちよだ」が海上保安庁による潜水捜索作業の支援を実施。 5月30日8時45分 - 行方不明だった二等機関士Cが海上保安庁特殊救難隊により船尾操舵機室付近で発見され、その後死亡が確認された。 6月1日8時00分 - 第六管区海上保安本部は未だ行方不明の船長A及び一等機関士Bについて生存の可能性がないと判断して船内捜索の打ち切りを決定。これにより第六管区海上保安本部による潜水捜索が終了し、以降の捜索態勢について、海上保安本部のみで対応可能となったことから、第六管区海上保安本部長(広島)から海上自衛隊呉地方総監(呉)に対して災害派遣撤収要請があり、海上自衛隊は活動を終了した。
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