映画とドラマの相違点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:47 UTC 版)
「まほろ駅前多田便利軒」の記事における「映画とドラマの相違点」の解説
映画での二人それぞれのシリアスな過去がドラマでは一切出てこず、コメディー色が押し出されている。それに伴い、映画にも登場する周囲のキャラクターも同一人物ではあるが、雰囲気が違う者もいる。 4話に映画では常連客・岡として登場した麿赤兒が出演しているが、役自体が違う。 映画では多田も行天も決まった衣装は無いが、ドラマでは多田は水色の作業服、行天は黒の皮ジャンにベージュのチノパンというスタイルが固定化されている。 映画で説明される多田と行天が中学(原作では都立まほろ高校)の同級生だという設定も登場せず、ドラマのみを見ると行天が何故多田と一緒に暮らしているのか、多田が何故それを受け入れているのかは不明のままである。 映画では大きく意味を持つ行天の小指の切断痕が、ドラマでは消えている。 基本的に映画を見ずともドラマの内容を把握することは出来るが、映画を見ているか見ていないかにより解釈が大きく分かれる部分が多く存在する。 10話で多田と行天の二人の出会いのエピソードを女子高生に行天が語るシーンが出てくるが、二人の出会いを描いた映画のエピソードとは大きく違う。これについては作中でも多田が指摘している通り行天の作り話と捉えることが出来るが、パラレルワールドという点でドラマでは過去を描いていないことにより、これがドラマの二人の過去だと捉えることも出来る。 パラレルワールドではあるが時系列としては映画『まほろ駅前多田便利軒』→ドラマ『まほろ駅前番外地』→映画『まほろ駅前狂騒曲』となっている。 ドラマオリジナル展開の便利屋の引っ越し、シンちゃんの怪我などがそのまま映画2に反映されている。 映画とドラマで多田と行天の吸っているタバコが異なる。(映画二作→ドラマの順で)多田「ラッキーストライク→ホープ(10)」行天「マールボロ・メンソール・ボックス→エコー」となっている。 映画2作品で音楽・主題歌を制作した岸田繁は、ドラマ版には関与していない。
※この「映画とドラマの相違点」の解説は、「まほろ駅前多田便利軒」の解説の一部です。
「映画とドラマの相違点」を含む「まほろ駅前多田便利軒」の記事については、「まほろ駅前多田便利軒」の概要を参照ください。
- 映画とドラマの相違点のページへのリンク