日本陸軍の砲兵情報班とは? わかりやすく解説

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日本陸軍の砲兵情報班

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/12 03:04 UTC 版)

砲兵情報班」の記事における「日本陸軍の砲兵情報班」の解説

大日本帝国陸軍の場合砲兵情報班通常は軍や師団あるいは砲兵群に直属する砲兵砲撃のために資料提供するのがその主たる任務であるが、ほかに一般情報勤務に対して資料提供する地上標定隊・砲兵測地隊・音源標定隊・気象班などで構成され砲兵情報班長がその指揮にあたる。そのため、本部所属指揮官近接する交通連絡の便のよい地が選定される砲兵測地隊は地上標定隊および音源標定隊のために必要とされる測地を行うと同時に砲兵部隊のためにもその基本測地を行うのが主要な任務である。すなわち、戦場要点および目標選定するための基礎作るのであり、その範囲自軍陣地内における観測所および標定のみならず敵陣地内要点目標に対しても行う。測地作業一般地形測量要領で、多くは特に気球および飛行機協力して行われる測地基礎測地陣地測地および前地測地3部分かれ各種測量器具用いられる地上標定隊は、地上観測所または標定所から火花または砲煙認め得る敵の砲兵およびその観測所通信所陣地要点である障害物側方機関・敵の通過予測し得る道路鉄道・橋梁などを偵察探求し各種標定用具および観測用具用いて標定するのが任務である。 音源標定隊は遮蔽する敵の砲兵に対して火光砲煙認め得ない場合音源標定機を用いてその位置発見し標定する。 気象班は、砲兵砲撃に必要とされる気象観測を行う。 砲兵情報収集にあたる大規模な専門部隊として、砲兵情報連隊編成された。砲兵情報第1連隊ないし砲兵情報第6連隊の6個連隊編成された。

※この「日本陸軍の砲兵情報班」の解説は、「砲兵情報班」の解説の一部です。
「日本陸軍の砲兵情報班」を含む「砲兵情報班」の記事については、「砲兵情報班」の概要を参照ください。

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