日本陸軍の窃話機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/04/25 12:29 UTC 版)
敵線に近く、長さ約500mの基線を敷設し、抵抗の少ない地棒で接地し、基線に窃話機を挿入する。 窃話機は拡大器(増幅器)と受話器とからなり、拡大器は真空球で微弱な電流をも増幅し、これに受話器を接続すると、誘導作用によって窃話することができる。 敵線が単線で、味方の線が平行して相対するときの窃話は最も良好であるが、逆に敵線が複数であるときは窃話は困難である。 敵線が撚合埋没されているときは窃話は不可能である。
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