日本製ジャクソン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 06:18 UTC 版)
「ジャクソン (楽器メーカー)」の記事における「日本製ジャクソン」の解説
日本の代理店は、共和商会、中信楽器販売を経て、2007年10月より2012年3月は山野楽器の取り扱い。2012年4月から現在は神田商会。日本製のものは一貫して中信楽器製造により製造されており、米国製に比較して安価なものが中心で、ラインナップも多かった。国内モデルのロゴと取扱い会社の推移は下記の通り。 ブランドロゴ販売元期間概要Charvel\by Jackson/Charvel 共和商会 1986年 - JacksonロゴはUSA製のみで、Charvelロゴにて日本製廉価モデルが販売されていた。 Jackson\Grover Jackson 共和商会 1991年 - 日本製のJacksonが販売されるようになる。いわゆる「国産デカロゴ」期。 Grover Jackson 中信楽器販売 1995年 - Jacksonのブランド名が日本国内で使用できなくなったため、ブランド名が変更される。(後述) Jackson Stars 中信楽器販売 1999年 - Grover Jacksonからさらにブランド名が変更される。 山野楽器 2007年 - 取扱いが山野楽器に変わる。 Jackson 山野楽器 2009年 - 2011年 黒澤楽器店の商標が無効であるとの審決が下ったため、Jacksonブランドが日本国内で復活する。 Grover Jackson、Jackson Starsロゴのものは全て日本製であるとよく勘違いされるが、いずれのロゴでもUSA製の物が販売されている。 Grover JacksonからJackson Starsへの移行の際、USA製の上位モデルから順次移行されたため、USA製及び日本製の中上位モデルがJackson Starsロゴ、日本製廉価モデルがGrover Jacksonロゴとなっている時期があった。このためGrover Jacksonが廉価モデルとの見方をされることがあるが、日本製ジャクソンでもっとも高価(オーダー品、限定品などは除く)なギターはGrover Jackson時に販売されていたSupremeシリーズであった。 2011年12月5日、中信楽器製造株式会社が自己破産申請を行い、操業を停止したため、以降の日本製Jacksonギターの製造は停止した。2013年現在、JSシリーズなどのエントリーモデルはインド生産、PROシリーズなどの中位モデルはインドネシアおよびメキシコ生産へと切り変わっている。
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