日本製の古地図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 10:07 UTC 版)
「守屋寿コレクション」の記事における「日本製の古地図」の解説
世界地図については、日本初の刊行図である「万国総図」から、江戸時代後期 - 末期にかけて幕府が制作した世界地図まで、日本人が作った世界地図をほとんど網羅している。また、仏教の世界観に立脚した世界図も収集されている。 日本図については、いわゆる「行基図」から、幕末 - 明治初年にかけて刊行された伊能図まで、江戸時代を通じて地図の変遷をたどることができる。とりわけ、幕府が制作した日本図については、徳川吉宗が制作を命じた「享保日本図」の測量原図と考えられる資料や、島原の乱後に幕府が制作した日本図(「寛永B日本図」)の写しなど、希少な資料を含む点が特筆される。そのほか、「城下絵図」や、幕府が諸藩に制作を命じた「国絵図」も中国地方を中心に収められている。
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