日本以外の架空戦記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 10:12 UTC 版)
詳細は「en:Historical_fantasy」を参照 勿論、こうした小説は日本国外にも存在する。 中国の武侠小説には架空の世界の戦乱を描いた作品もあるが、メインは武術の達人である主人公らの活躍であり、多くは背景にとどまっている。 日本の「架空戦記ブーム」に触発された大韓民国において同様のブームが生じた。当然のことながら、敵対国として人気があるのは歴史的な経緯のある日本であり、いわゆる「反日小説」の一環として見なされることも多い(ただし、日本の太平洋戦争ものの架空戦記の著者・読者の全てが反米主義者とは限らないのと同様に、大韓民国の架空戦記の著者・読者の全てが「反日」という訳ではない)。なお、大韓民国の架空戦記事情に関しては野平俊水と大北章二の共著『韓日戦争勃発!?-韓国けったい本の世界』に詳しい解説がある。 アメリカ合衆国やドイツなどでも架空戦記は出版されており、一定のファンを獲得しているようである。アメリカの架空戦記で邦訳されたものではピーター・アルバーノ著の『第七の空母』シリーズ(徳間書店より2004年8月時点で4巻まで刊行・邦訳版の1巻発売時にアメリカでは7巻まで刊行されていたとのこと)がある。 世界最長の小説とされる『非現実の王国で』は、架空世界の戦争を従軍記者の視点で描いた作品で、主人公が美少女の戦士であるなど戦闘美少女の要素も併せ持っている。
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