日本以外の年賀状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 01:38 UTC 版)
大韓民国 - 毎年11月に郵政事業本部から年賀状(カードと葉書)が発売される。くじはついていない。グリーティングカード感覚なので、日本のように形式的に大量に送る習慣はない。 中華人民共和国 - 昔の上層士大夫の間で「名帖」(新年の挨拶を書いた簡単な手紙)を出す習俗があった。宋・周輝の「清波雑誌」に「宋元佑年間、新年賀節、往往使用傭仆持名刺代往」と書いている。当時、士大夫の交際が広く全部新年のあいさつをするということは不可能だったので、親友の以外は「梅花箋」という紙で裁った幅2寸、長さ3寸のカードに相手の名前、住所、めでたい言葉を書いて代わりに召使を新年のあいさつをしに行かせる。その名刺は現在の年賀状の起源とされている。現在中国の年賀状は春節(旧正月)向けで、日本の年賀状とそれほど変わりがなく、郵便局でも日本と同じ様なくじ年賀状を販売している。2014年現在では、電子メールで済ましてしまい、葉書の年賀状を送る人は大幅に少なくなった。
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