日本メディアの取材
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「ロン・ワトキンス」の記事における「日本メディアの取材」の解説
2021年10月23日、朝日新聞ニューヨーク支局員の藤原学思が、日本人記者として初めてロンと接触し、2022年1月まで密着取材を行った。この中でもロンは「Q」であることを繰り返し否定している。 その後、藤原学思は朝日新聞デジタルで「陰謀論集団『Qアノン』を追う」を全19回連載した。この最終回でロンは「Q」の難解な文章を解読する、諜報活動のトレーニングに関わっていたことを次のように明かした。 この3年間は、インテリジェンス(諜報活動:引用者注)の訓練のようなものだった。インテリジェンスの仕事をどう進めるのか、それをみんなに教えてきた。それが僕が匿名でやってきたこと。(中略)僕はたくさんのスレッドをつくって、データをどう掘り起こすかを考えていた。それに、みんなに対して、どうやってリサーチし、自分たちでデータを調べるかを教えていた。ひとに教えるって、理にかなったことだよね。教育は大事だから。 2022年1月11日、毎日新聞は、ロンを「Qアノン主宰者」として一面で大々的に報じた。カレン・ホーバック監督は、同紙の取材で「彼が何かを信じているとすれば、それは言論の自由と匿名性です。おそらく彼は、これらのツールがどれほど強力であるかを身をもって理解している」と語った。同年2月22日、毎日新聞ロサンゼルス特派員の福永方人が、西部アリゾナ州でワトキンス親子の取材に成功。5ちゃんねる/8kun管理人のジム・ワトキンスは「Qアノンは日本発祥の匿名掲示板カルチャーから始まったのだから、日本が生み出したともいえる」と持論を展開した。
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