日本への興味、中華人民共和国への留学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 03:06 UTC 版)
「ゾマホン・ルフィン」の記事における「日本への興味、中華人民共和国への留学」の解説
ゾマホンが日本に興味を持つようになったきっかけは、中学時代に授業で「日本人は、アジアで最も野蛮で恐ろしい民族だ。1938年に、南京で大勢の中国人を虐殺した(南京事件)」と、非常に野蛮な国だと教えられたことであった。しかし、高校生の頃に日本がベナンとは比べものにならない程の先進国であることを知り、やがて日本へ行ってみたいという気持ちにつながっていった。 ベナン大学在学中は中国語を学び、漢字に興味を持ったことから、1987年に中華人民共和国の北京語言学院に国費留学した。学業の傍ら、アフリカ諸国の特命全権大使の専属通訳や、大使たちの車の清掃などのアルバイトをして得たお金を、母国の親族に送金していた。大学では、中国文化と中国語を専攻し、孫文や孔子の思想を学んだ。 中国でのクラスメートは日本人が多く、彼らとの交流を通じて日本に行きたいという思いをさらに強めた。
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