日本の番組
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1970年代に入ると生番組が多く始まるが、報道局が制作する報道番組と分離して放送されることとなった。この状態は暫く続き、生中継を多用した日本テレビ『ズームイン!!朝!』や新聞記事を中心に展開するテレビ朝日『やじうまワイド』など様々な趣向を凝らした番組が制作された。1980年代に放送開始時刻がおおむね午前6時台となり、1990年代に入ると日本テレビが午前5時台に天気予報を番組の中心とした『朝一番天気!あさ天』を開始、「お天気番組」などと称された。また、これがきっかけとなって“お天気キャスター”が注目を集める。 1990年代後半からはフジテレビ『めざましテレビ』以後、複数の制作部署を跨っての共同制作体制となり、日本でもニュースの他に天気予報やスポーツニュース・芸能ニュース・新聞記事紹介にトレンド情報など、取り上げる範囲が広くなった。そのため、ジャンルごとにキャスターを割り振っている。 以前は他の時間帯・ジャンルと同様に、番組の直前・直後にステーションブレイクが設けられていたが、1990年代頃からは設けられないケースも多くなってきている。 年末年始は放送休止となる番組が多いが、一部は大晦日・元旦等も編成されている。一方、年末年始以外の祝日は通常通り編成される番組が多い。 お天気カメラや中継車を用いた屋外からの中継が行われる例も多い。 ローカルワイド番組としても、かつては様々な局で放送されてきたが、徐々に夕方ワイド番組へと移行していく。さらに夕方ワイドの放送時間が拡大するとともに余力をそちらへそそぐことになり、多くの局で朝の情報番組は東京からのネットの一部をローカルに差し替える局が多くなった。 一方で2010年代以降、NHK BSプレミアム『連続テレビ小説』アンコール枠(7:15 - 7:30)および先行放送枠(7:30 - 7:45)・『にっぽん縦断 こころ旅』(7:45 - 7:59)が地上波民放各局の朝の情報番組の視聴率を食っているとの指摘もある。
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