施設の調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/16 04:23 UTC 版)
「パスファインダー・アドベンチャー」の記事における「施設の調査」の解説
勇者は滞在中の施設の施設デッキから、カードを1枚引くことができる。これは「その勇者がその施設を調査した結果、そのカードと遭遇した」ものと見做される。 施設デッキから引いたカードが支援カードであれば「獲得判定」を行い、判定に成功すれば手札に加えることができる。苦難カードであれば「討伐判定」を行い、判定に成功すればその苦難を克服したことになる。また「宿敵」を引いた場合、討伐判定を行う前に、他の施設に滞在する勇者はその施設の「一時的閉鎖」を試みることができる。獲得判定や討伐判定は、いずれも各カードで指定された特性値のダイスを用い、指定された値以上の出目を出すことで成功となる。複数の特性値が列挙されている場合、必ず最も成功率の高いものを用いる。 施設を調査し判定を行う際、その勇者の持つ能力が使用条件を満たしていれば必ず適用される。能力の使用が選べる場合は、使ってもよいし使わなくてもよい。同様に、その勇者の手札に使用条件を満たしたカードがあれば、それを使ってもよいし使わなくてもよい。道具カード等、特に使用条件を要しないカードは、常に使用条件を満たしていると見做し、手札から使ってもよいし使わなくてもよい。これらの使用条件は原則としてその勇者の手番時に限られるが、中には他の勇者の手番時と言う条件のものも存在する。また一度の判定でその勇者が使えるカードは、そのカード種別につき1枚である。例えば、1回の戦闘判定で武器カードを2枚使うことはできないが、武器カード1枚、道具カード1枚、祝福カード1枚の計3枚を1回の戦闘判定で同時に使うことはできる。また他の勇者の判定時にカードを使う場合、他の勇者が使ったカードと同じ種別のカードを出すことができる。 カードの使用条件には公開(Reveal)、配置(Display)、捨て札(Discard)、再装填(Recharge)、埋蔵(Bury/Buried)、追放(Banish)の6種類があり、使い方に応じたカード効果を得る。中には「更に~」と言う形で異なる使い方ができ、それに応じた追加のカード効果を得られるものもある。また、カード効果によってこれらを行うよう指示される場合もある。カードによってはこれら以外の特殊な使用条件や効果を持つものもある。 公開(Reveal) 手札から一時的に場に出し、カード効果の処理が終わったら手札に戻す。 配置(Display) 場に出し、特に指定のない限りは場に残る。 捨て札(Discard) 捨て札置き場に置く。プレイ中に参照したり、勇者デッキの山札や手札に戻され再利用されることもある。またプレイの後処理での利用も可能。基本的には使い切りだが状況によっては再利用できる効果であることを示す。 再装填(Recharge) 指定された山札の一番下に置く。一度使うと一時的に使えなくなる効果であることを示す。 埋蔵(Bury/Buried) キャラクターカードの下に置く(埋蔵と分かればその他の場所でもよい)。プレイ中の再利用は不可能だが、プレイの後処理での利用は可能。1プレイにつき1回限りの使い切りの効果であることを示す。 追放(Banish) 場外エリア(=基本セットの大箱の中)に置く。通常はプレイ中の再利用も、プレイの後処理での利用も不可。なお場外エリアからカードを引くとき、そのプレイ中に追放されたカードか否かは問わない。再利用が不可能な使い切りの効果であることを示す。
※この「施設の調査」の解説は、「パスファインダー・アドベンチャー」の解説の一部です。
「施設の調査」を含む「パスファインダー・アドベンチャー」の記事については、「パスファインダー・アドベンチャー」の概要を参照ください。
- 施設の調査のページへのリンク