新聞雑誌広告
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 05:43 UTC 版)
基本的には製品の新発売時や製品需要の伸びる時期に広告を入れる。新聞は半面広告、また新発売時には経済面の商品紹介のとこで紹介される、また雑誌は主婦向けの雑誌の広告のページに掲載されるのが普通、この場合メーカーの広告だけに比較的2ページで扱われる。さらにお洗濯を扱う特集でも商品名が載ることもある。 なお雑誌広告は過去に日本広告主協会(JAA)主催の「消費者のためになった広告コンクール」で3回入賞をしている。 1969年度 最優秀賞「漂白だけが私の仕事ではありません」 台所の衛生や、浴室やトイレの掃除に使用できる事を強調した広告になっている。 1970年度 優秀賞「汚れのブラックリスト」 「洗剤がてこずっているこの厄介者たち」のサブコピーと共に、衣類に付いた汚れを、犯罪者に見立てて載せている。 掲載されている衣類は、ワイシャツの襟と袖口、子供の服のポケット、子供の靴下、赤ちゃんのよだれかけ、白のシューズだった。 また洗剤では落ちないのは「汚れの色素」が原因と、強調している。 1987年度 優秀賞「消したい色 残したい色」 この時はワイドハイターとの共同広告で受賞、広告にも「洗剤では落ちないシミ・黄ばみに 花王のハイターグループ」と書かれている。 サブコピーは「柄物はクッキリと、白い物はより白く 漂白剤、上手に使えば衣類はいつも新しい」だった。 内容は、モデルの女性が、それぞれの商品に合わせた衣装をまとい、衣類に応じた使用法を解説している。 ハイターのほうは、女性は上から下までとベルトも白で統一している。また出てくる衣類と使用法は、次の通り解説されている。 靴下の黒ずみ(揉み洗いと浸け置き漂白を勧めている)。 ワイシャツの襟や袖の汚れ(漂白して樹脂加工部分が黄変したら、ハイドロハイターをと広告している)。 女性用下着の黄ばみ(ランジュやキャミソールが出ていて、黄ばみの原因を解説しながら、二回に一度に洗濯時に、ハイター漂白を勧めている)。 ショーツ(パンティー)に付いた月経の血液(女性雑誌の広告なので、前記と共に書かれている、お湯を使用せず水でつまみ洗いして漂白するようにと書かれている、漂白だけでなく除菌も出来ることを強調している)。 なおワイドハイター関連は略する。
※この「新聞雑誌広告」の解説は、「ハイター」の解説の一部です。
「新聞雑誌広告」を含む「ハイター」の記事については、「ハイター」の概要を参照ください。
- 新聞雑誌広告のページへのリンク