新生フレスベルク隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 03:57 UTC 版)
「機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン」の記事における「新生フレスベルク隊」の解説
ロック・ホーカー大佐麾下の連邦宇宙軍所属の特殊介入部隊。隊長機のほかはカスタム・タイプのジェガン6機で構成される。隊長のゼナイドによれば、初代フレスベルク隊は「忌々しい過去の汚点」であり、新生フレスベルク隊は「その穢れた名を祓い清めるために在る」とのこと。 ゼナイド・ギャル 隊長で、プロトタイプΖΖガンダム(ナイトロ搭載型)に搭乗。女性。18歳、階級は少尉。 ナイトロの影響で他人の言動に対して「苛つく」ことが多く、その苛立ちを味方であるラビアンローズ級ドック艦にぶつけて撃沈したりもする。一方でアンヴァルに乗る民間人の安全を優先し、特に子供たちに対しては「友達になれるかもしれない」と期待する。 その実体はネオ・ジオン軍が開発した「クローン・ニュータイプ」の一人であるが、肉体は強化されているものの感応波は著しく低く「失敗作」とされる。しかしナイトロの検体としては最適であり、彼女はナイトロが失敗作である自分に生きる理由を与えてくれたとして感謝している。同じ遺伝子をもつクローン・ニュータイプでありながら数少ない成功例であるブランダムール隊のルガー・ルウに対して、ロックに自分たちのことを知らない「非道い奴」と教えこまれており、嫉妬心もむき出しにして襲いかかるが、ルガーの説得に次第に共感してゆく。「もう一人のゼナイド」がシャングリラを破壊しようとする際、ルガーの導きによるものの自らの意志で先手を打ち、ナイトロに頼る必要がないことを悟る。 その後はブランダムール隊に寝返るが、初代フレスベルク隊が合流した際にルガーが「真のフレスベルク隊」と呼んだことに対しては少しムッとしている。宇宙世紀0105年でも健在。 ミクロス 顔ははっきりと確認できないがまだ子供らしく、言動が幼稚で口が悪い。フェネクス確保の際のほかのメンバーも同様だが、ラビアンローズ級に同行するもう一人は調子に乗るミクロスをなだめる。 ゼナイドが寝返ったあとの去就は不明。
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