新店舗への移転
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 11:39 UTC 版)
「近鉄百貨店和歌山店」の記事における「新店舗への移転」の解説
開店当時は現在より西側の北大通に面した地点で営業していた。7,000m2と比較的小型店であったため、大きな買い物には大阪まで出かける客も多いといわれていた。このため、1987年(昭和62年)4月にはJR和歌山駅前に完成した和歌山ターミナルビルへ新店舗をオープンしている。駅直結である上に500台対応の駐車場も備え、規模も旧店舗から約2・5倍の17,000m2に拡大した。「感性素材館」をメインテーマに客のニーズより買いたさに訴えた店舗として、阿倍野本店との協業も図りつつ、新装開店にあたっては全て自前のスタッフに任せて問題点もすぐ洗い出せるようにした。また、繁華街「ぶらくり丁」にあった地場百貨店の丸正が仮店舗で営業していたこともあり、年間の売上は旧店舗の83億円から目標の145億円を超える170億円(初年度)に急成長して地域一番店になった。 さらに2000年(平成12年)春には年間売上高240億円から290億円への成長を目指して、和歌山駅の引き込み線跡地に増築を行い、売場面積が移転当初に比べて15,000m2広い32,400m2となった。立地・規模・設備で他の百貨店を圧倒し、郊外型ショッピングモールに対抗した。
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